占い師の裏側!

占い師に向いているのはどんな人だと考えますか?大半の方はスピリチュアルな方を想像しますが、本当にそうなのでしょうか。裏側をのぞいて見ると実は色々な事実が分かってきます。歴史から始まり、種類など様々な占いを紹介した上でどんな方に占ってもらっているのか知る事ができるはずです。占いを信じるかどうかは知ってからでも遅くありません。

■占い師の歴史
日本で初めて占いをした人についての記録は残っていませんが、伝え聞いた話では卑弥呼が最初に行ったとされています。邪馬台国の卑弥呼は巫女であり、天災や農作物の作柄を占っていたと伝えられています。動物の骨や鏡を使って占っており、スピリチュアルな部分がありますが現在の占いとは少し違っています。現在の占い師は個人的な理由で占っていますが、昔はもっと大きな命に関わることを占っていたと痛感します。国を作る、もしくは国を治める基盤を作り上げたと言っても過言ではありませんでした。国を治めるテクニックの一つでありましたが、昔から神秘的な力や神々の力で運命を知りたい・流れを掴みたいと考えたのかもしれません。科学が発達した現在でも神秘的な力に頼る方は大勢いますが、自分の顛末を知りたい気持ちは万国・世代共通といえます。使用する方法も道具も変化していますが昔から変わらずに使っている道具もあります。水晶・タロットカード・筮竹などは昔からありますし、占星術など星や天体の動きを参考にするタイプもあります。方法を知り自分で選択する必要があります。

■占い師の利用方法とは?
占い師は様々な道具を使用して神々や神秘的な力と交信して、答えを導きだしますが全員がスピリチュアルな力を持っているのでしょうか?答えはノーです、スピリチュアルな力がないからこそ道具を使い、様々な手法を編み出して占っているのです。占いと聞くと未来を当てる事だと勘違いしている方もいますが、迷った時のアドバイザー的な存在であると考えていただきたいのです。未来を当てる事は非常に難しく、当てるのは超能力者に任せて個人の運命はやすやすと分かるものではありません。運命とは色々な影響を受けて刻一刻と変化するものです。1秒後にはまた違う答えに変わっているかもしれません、占いは大凡の答えが複数あった上でどれにするのか導き出す物です。今付き合っている人と結婚できるか、しても大丈夫か?などで将来誰と結婚して何歳で結婚するかなんて自分の努力以外何もありません。占い師の導き出した答えが全てではないので最終的な答えは自分で選ぶしかありませんが、第三者としてアドバイスを受けるのは賢い利用方法と言えます。信じる信じないではなく、どうするかです。

■占い師に向いている方とは?
様々な相談にアドバイスするわけですから人生経験豊富な方が最適でありますが、年齢を重ねただけではなれない職業です。相手に聞いてもらう会話のテクニックを持っている人物であれば若くても充分資格があります。神秘的な能力が備わっていなくても、会話を聞く力・話を理解する力・伝える力があれば成り立つのです。例えば自分が占いを頼む場合に当たると評判だが会話がまともにできない人と当たる確率は半分程度だが最後まで話を聞いて会話上手な人とどちらに占って欲しいでしょうか。悩みを伝えてアドバイスを受けたい人はどちらですか、答えは分かっているはずです。占い師にとって必要なスキルは悩みを聞けるだけです、後はアドバイスを常識的に的確に伝える能力があれば大丈夫です。悪い占い師は「あなたは向いている」といって占いの弟子にしてテキスト料や受講料をとるので注意が必要で宗教化する危険があります。神秘的な力との交信は道具を通じてできますから、信じていない人もぜひ占ってもらってみてはどうですか。軽くアドバイスを受ける気持ちで聞いてみると良いです。