占い師になるバックグラウンド

占い師になろうと思うにはそれなりの事情や背景があるはずです。もちろん年齢に関わらず仕事をすることができますし、有名になれば収入もアップしますのでやりがいがありますから、それを理由に努力している人も多いはずです。しかしいじめにあったとか、手痛い失恋をしたとかいった事情がある場合にはカウンセリングの能力も抜群になりますので、実力派として活躍している占い師って実は、といったことが多いのです。

■占い師になった理由その1誰かのために
占い師になろうとおもったきっかけの一つによい先生との出会いがあります。自分が傷ついて疲れ果てていた時に医者でも家族でもない第三者の占い師から励ましを受けたり、慰めてもらったりすることがあります。特にいじめや失恋といった理解できない相手がいる場合には、心から疲れ果ててしまっているので、薬や療養よりもたったひとつの慰めの言葉が癒しに変わることがあるのです。人から傷つけられた場合には優しい思いやりの言葉でしか人を癒すことはできないからです。良い先生との出会いは対面鑑定だけではありません。コラムや記事でふとした文章が目につき、なぜ自分が癒されたのか理由を知りたくて勉強を始める場合があるのです。占いは古来から歴史的、学問的にも深い見識が必要となりますから、勉強するたびに面白さを感じてその根拠を知りたくなるのです。占い師になるためには、自分が落ち込んでいてぐったりしているようでは話になりませんから、健康的で前向きな考え方になります。自分の人生を通じて培った知識を誰かのために使いたいという気持ちから占い師になっている人が多いからこそ、信頼して相談することができるのです。

■占い師になった理由その2スピリチュアル
占い師になるなんて全く想像もしていなかったという人もいます。まるで導かれるかのように占いの道に入り、成功している人の中にはスピリチュアルな能力を生まれつき持っていたり、人生の中で獲得してきた人になります。自分が本来スピリチュアルな能力を持っている場合には自分の性質の一つと考えてあまり深く追求せず、他の人と同じように就職したり進学したりしているものです。しかしある日突然、お導きのように道が開けたり、いろいろな人の相談に乗っているうちに副業のようになり、いつしか本業を圧迫するほど大人気になったというような状況になるのです。天性の能力をうまく生かすという意味で最高の生き方につながりますし、自分ではわからない自分の姿や隠していて気が付かなかった本当のきもちなどをずばずばと言い当てることができますので、迷いをなくし道を指し示すという形で人の役にたつことができます。万能ではありませんから、すべての人にあてはまるというわけではなく、たまに相性や体調の関係でうまくいかないこともありますから、当たり外れが大きい時もあり、評価が分かれることになる場合が多いのです。

■占い師になった理由その3占い嫌いからスタート
占い師になった人の中には占いを全く信じていなかった人や占いオタクであれこれ読み漁るものの、最後にはまったく記憶にないといった人があげられます。オタクの場合にはスピリチュアルな部分に興味を引かれていることがあげられますし、占い嫌いの人にとっては嫌いという気持ちも執着の一つであると考えれば、当たらない根拠をあげてみようという興味があることにつながります。占いは本来系統だてて覚えるべき技術であり、簡単には身につけることができない技術でもあります。そのため、占い師として活躍するためには一定の技量が必要になるのですが、トレーニング方法や実績がわかりにくいという意味で占い自体を疑わしいと考えてしまう人が多いのです。占いに興味があるなしにかかわらず、人生では挫折や迷いが生じます。そのため相談できる相手として誰か客観的な意見を出してほしいと思った時に頼れる存在として占い師がいるのです。自分が辛い時に適切なアドバイスをしてくれたり、少しでもラッキーな方向に導いてくれる人がいれば心強く励みになります。占い嫌いの人がいきなり占いに頼るようになったり、占いに興味を持ったりするのはそんなときなのです。