占い師として活躍していく方法について

占いはその昔、卑弥呼が国の状態について占ったことがよく知られているように、大昔から市民の間で行われていました。昔は易者と呼ばれることが多かった占い師の職業は、占いがブームの現代ではあちこちで見られます。そういった占い師になるためには、どのような勉強をして、どういった方法でビジネスを立ち上げていけば良いのでしょうか。詳しく見て行きます。

■占い師に向いている性格や必要なスキルについて
占い師は経験がものを言う仕事でもあります。恋愛、仕事、離婚や不倫、病気などあらゆる悩みを相談されるので、いろいろな知識があることと同時に、人生経験が豊富なことが必要となってくるでしょう。どんな相談を持ちかけられてもひるまずに対応できるためには、日々世界の情報やニュースに関心を持ち、さまざまな分野における知識を身に付けておくことが大事です。またカウンセラー力や人の心を読む力、人の話を聞く力、癒し力なども大切になってきます。さまざまな方法で診断するのが占いではありますが、やみくもに結果のみを告げたり自分の意見を言うばかりでなく、相談者の話を聞いて心の闇を明るくしてあげることが何より大切です。口コミで広がりやすい仕事なので、上手に相談者とコミュニケーションを取る力、接客力のようなものも必要であるといえるでしょう。占い師になるためには特別な資格や試験などは不要ですが、開業するためには営業力も必要になってきます。事業計画をしっかりと立てていくことも大切です。またライターのような方法で占いを広げていく場合には、文章力なども必要でしょう。

■占い師の活動方法について
最近はカフェやショッピングモール、美容院や雑貨屋などいろいろな店舗の中で、占いコーナーが特設されるようになりました。ビジネスを行っていくには、そのような場所にタイミング良くうまく入り込む方法がまずひとつです。またどこかに小さな店舗を借りて仕事を始めたり、自宅にて開業する方法もあります。自宅で開業する場合には店の家賃や光熱費などが不要である点はメリットですが、集客を得るまでに時間がかかるかもしれません。そのほかに、インターネットを利用して占いのホームページを開設したり、メール占いの占い師募集に応募してみるのも良いでしょう。近年、パソコンだけでなくスマホでもネットを見れる時代になり、何かしらインターネットを上手に利用したいものです。また街へ出ると、占いの館のようなスポットもあり、大勢の占い師が集まっている場所があります。そういった占いの館では占い師を募集していることもあるので、チェックしてみましょう。そのほかにも雑誌の占いコーナーでは毎月の占いが載っていますが、出版会社とうまく取引することができれば、そのようなページに連載してもらえるチャンスもあるでしょう。

■占い師になるには
近年、非常に占いがブームであり、占いに興味がある人は占い師になってみたいと考える人もいるでしょう。占い師になる方法としては、近年占いの専門学校も増えており、そういった学校に通っていろいろなカリキュラムを受講して勉強する方法がまず挙げられます。専門学校の中には、卒業後にその道での就職支援をサポートしてくれたり、就職情報を提供してもらえる所もあるので、利用してみると良いでしょう。そのほかにも通信教育を受けたり、独学でいろいろな占いの方法や知識を身に付けていく方法もあります。今はインターネットも普及していますし、占いの勉強は十分、独学でも行えるものであります。カルチャーセンターなどでも占いは人気受講科目であり、そういった場所へ通って勉強するのも良いでしょう。また現代占い師として活躍している人に、お弟子さんにさせてもらってその人の下でいろいろと学んでいる人もいます。厳しい修行のようなものをして、霊気などを養う人もいますが、具体的にどのような占いを行う占い師になりたいかとはっきりさせて、それに向けて学習することが大切でしょう。