占い師になろう

占い師になってみませんか。独学でも学校に通うのでも構いません。興味があるのならトライしてみてはいかがでしょうか。占いはもともと航海術や暦などから派生したもので、海外では専門的な学問としても取り扱われているほど歴史があるものです。カウンセリング技術や行動の背景にある原因の捉え方など心理学的な方面から技術をプラスすることもできます。

■占い師になるためには
占い師になろうと考えてスムーズにスタートする人はまれです。スピリチュアルな経験をしたり、子どもの時から霊的感覚を持っていたなど特殊な技能として評価されてきた人が中心に活躍して、有名になる場合が多いため、一般的な感覚としては趣味やかくし芸レベルといったものにとどまっている人も多くみられます。生計を立てるには学校に通ったくらいでは無理とあらかじめあきらめてしまう人が多いのも原因のひとつになります。そのため心理学や医療福祉従事者などでカウンセリング力をアップさせるためのプラスアルファの技術として学んでいる人もいます。しかし定年のない自由度の高い職業ですのでいつからでも始めることができ、年齢をかさねている方が人間味も信頼性も増すというポイントもあります。四柱推命やタロットカード、手相など専門的な知識をつければつけるほど表現力にも深みがまし、信頼度も高くなります。もともと学問として成立するほどですので、趣味としても楽しむことができます。占い師と自称すればなれる職業でもありますが、鑑定が当たっていることが評判になり、周りから占い師として認識されていくこともあるのです。

■占い師として働く
占い師として実際に働いてみるのもおすすめです。自宅でサロンを開業したり、オフィスに所属して給料制や歩合制で給料をもらったり、フリーランスとして公演やコラムを書いたりするなど活躍の場は様々です。デパートの占いブースやサロンのブースでは顔が見えないようになっていますが、人の気配が途絶えることがなく、ショッピングモールのような大人数が集まる場所では需要が多く、占いに興味のある人が多いことが理解できるはずです。ちょっとした記念に、暇つぶしに、デートにと未来を懸念している人ばかりでなく、ちょっと鑑定してもらいたいなと思うような環境を作り出すことで集客数を伸ばすことができるようになっているのです。対面式の場合には費用を現金で受け取ることになりますから、鑑定してもらう側も実際に元をとろうという感覚になりますし、表現力や説明不足を厳しく指摘してきますので実力を磨く場として最適です。当たっていると感じてもらうことができれば、いつでもそこにいけば鑑定してもらえるという安心感を与えることができますし、長期的に見てリピーターになってくれる場合もあるのです。

■占い師として技術を磨く
占い師として有名な人は占いだけを専門にしているのではなく、建築やライターなど他の部門でも活躍している人が多いことが特徴です。もともと才能が豊かだから占いも信憑性ができるのだという意見もありますが、実際に他の専門知識を得ていることで占いに対しても多面的に分析することができ、星占いや四柱推命のような一般的な傾向や統計を分析するにも個人にあわせて、環境にあわせて言い方を変えたり、注意点をプラスしたりすることができ、それがオリジナリティとして認識されることになるのです。手相占いをする人は友人知人を100人無料鑑定することが実践として組み込まれているといわれますが、数をこなすことで上達するスキルというものは確実に存在します。しかも緊張感をなくすことができるようになり、いつだれを相手にしても動じることがないという強い精神力を培うことができるようになります。知識や分析力を磨くだけでなく、お客様にあった表現力や信頼できる人間性などを培うことが不可欠になりますから、とにかく数をこなすことにも意味があるのです。